文書作成日:2024/05/05
大人のためのシミ対策でキレイを取り戻す!

年齢を重ねるうちに増えてしまうシミ。鏡を見るたび、その範囲や濃さがひどくなっていると悩んでいる方も多いのではないでしょうか。今回は大人のためのシミ対策について深掘りしていきます。

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シミの種類について

 シミにはさまざまな種類があります。種類によってシミがつくられる原因が違うため、その対策も異なります。

  • 日光黒子/老人性色素班
    よく見られるシミがこのタイプで、中高年以降に増えやすくなります。顔をはじめ、手や背中、腕などの肌の露出される部分に多く見られます。原因は紫外線によるダメージの蓄積になります。
  • 炎症後色素沈着
    肌の炎症が治った後に残る褐色のシミを指します。やけどやニキビ、化粧品のかぶれなどが原因とされています。年齢には関係なくできますが、歳を増すほど治るまでに時間がかかる場合もあります。
  • 肝斑(かんぱん)
    大きめで薄い褐色のシミで、頬のあたりに左右対称であらわれるのが特徴です。女性ホルモンが関係していると考えられているため、高齢者になると落ちついてくるとされています。
  • 雀卵斑(じゃくらんはん)
    いわゆるそばかすです。小さなシミが頬や鼻に多くでるのが特徴です。遺伝性が強いため対策しにくいのですが、年齢とともに薄くなる場合もあります。
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できてしまったシミと本気で向き合う

 どんなに気をつけていても、生活スタイルや体質などによって増えたり、濃くなったりしてしまうシミ。日頃のお手入れだけでは手に負えなくなった、シミ対策についてご紹介します。

(1)スキンケアを見直す
肌は思っている以上にデリケート。触るほど炎症性色素沈着が起きやすくなります。肌をゴシゴシ洗う、化粧品をいくつも重ねてつける、力をかけてマッサージする、なども見直し、一旦シンプルケアにして肌の負担を減らしてみてはいかがでしょうか。
(2)寝ている向き、頬杖などに注意
1ヶ所だけ目立つシミができている場合は、物理的な圧迫やこすれなどが原因になっていることがあります。肌の毛細血管は切れやすいため、ずっと同じ向きで寝ていて頬が圧迫されていると毛細血管が切れ、くすみやシミになりやすいといいます。また、頬杖などでこめかみ部分をずっと押していると、それもシミの原因になりますので注意したいものです。
(3)専門医に相談する
シミを本気でケアしたい場合は、皮膚科で診てもらい、原因に合わせたケアをするのもひとつの方法です。病院でしか出せないシミ治療のクリームもあり、8千円〜1万円位(事前に確認を)で治療できます。シミ治療のクリームは効果がでやすい分、肌に負担もかかるため、専門医に相談しながら使うのが安心です。
(4)自分に合う紫外線対策を
紫外線対策に日焼け止めは必須ですが、肌に負担がかかるものは、かえって肌荒れを招き、シミができやすくなります。日焼け止めは、ご自分の肌に負担をかけないものを選び、帽子や日傘などで物理的に日光を軽減する方法もプラスしてはいかがでしょうか。

 できてしまったシミの原因がわかれば、改善もしやすいはずです。年齢だからと諦めず、クリアな肌を目指しませんか。

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